山手線の渋谷から目黒で東急線に乗り換えをして、約15分で到着できる街「武蔵小山」。便利な場所なのに、良い意味で都会らしくない、どこかあたたかい雰囲気がただよいます。
今回紹介するのは地元の人々が集う、小さいながらも愛情たっぷりの雑貨屋さん。ユニークなハンドメイド商品も並び、そのひとつひとつに店主の思いが込められています。
さっそく行ってみましょう。
たくさんの商品にワクワク
武蔵小山で10年の歴史を誇る、雑貨と洋服のお店「HarryChop」。東急目黒線の武蔵小山駅から歩いて約5分の場所にあります。
東口を出て、突き当たりまで左手に直進し、「パン商店MAS」が目の前に見えたら、角を右折してください。お店があるのは郵便局の斜め前です。
店頭にはたくさんの雑貨が並んでいるので、すぐに分かるでしょう。
店内は清潔感あふれる白を基調とし、リースやブーケが飾られています。華やかでかわいらしい雰囲気を感じると同時に、並べられた商品の多さにびっくりしました。
胸が高鳴り、ワクワクでいっぱいに!どこから見ようか迷ってしまうほどです。
商品のラインナップは多岐にわたり、冬にうれしいあったかグッズ、造花、マスコット、生活雑貨などが並んでいます。
季節に応じて取り扱う商品も変わるそうです。
店内の商品はオンラインショップでも販売されています。
造花をあしらったブーケやリースなどは店主のハンドメイド。季節ごとにデザインを変えて作っているそうです。部屋や玄関に飾れば、空間がパッと明るくなるでしょう。
造花は特に夏に人気なんだとか。
梅雨はアジサイ、夏はひまわり、冬はクリスマスリースで季節を感じるのもいいですね。水を変える必要もなく、虫の心配もいらないのはうれしいポイント。
生活に花を取り入れるのはハードルが高いですが、造花ならお手軽に花のある生活を楽しめそうです。造花の魅力に気付かされました。
足先までぽっかぽか
寒い冬には、心地よい温かさを求めるお客様が多く、特に注目されているのは「ぽかぽかソックス」。たくさんの柄がありました。
丈夫な作りで、靴下とスリッパの中間のように見えますが、このソックスは素足で履くのがおすすめなんだそう。靴下と重ねずに肌が生地に直接触れることで、より暖かく過ごせます。「愛用しているお客様が教えてくれた」と、店主がうれしそうに話されました。
また底には滑り止めがついているため、すべりやすいフローリングの上でも安心。
長さはショート、アンクル、レギュラーの3種類から選べて、無地と柄つきのデザインが用意されています。プレゼント用には柄つき、自分用にはオフィスでも使える無地を選ぶ方も多いんだとか。
今回、私もショートソックスを購入しました。裏ボア起毛で、足元を心地よく包み込む暖かさと、ストレッチ素材が足にしっかりフィットして、究極の履き心地!
冬には手放せない……いや足放せないかもしれません(笑)。
地域の人が集まるお店
店主は生まれも育ちも武蔵小山。
昔、造花屋で働かれていて、そこで築いた縁から現在の場所に店を構えることになったそうです。
その経験が、きっとリース作りにも活かされているのでしょう。
お昼時から14時ごろまでは、地域のお年寄りたちが集まり、楽しいおしゃべりの時間を過ごすそうです。
みんなが引き寄せられるのは、店主のお人柄やお店の居心地の良さにあります。初めて訪れた私も「また来たい」と思うお店になりました。
「HarryChop」は決して大きなお店ではありませんが、ユニークな商品が揃っています。他ではなかなか見かけないようなアイテムに目を奪われ、ついつい時間を忘れてしまいました。
次に訪れたときは、また違う商品が見つけられるなんてステキですね。季節ごとの楽しみが増えました。みなさんも、ぜひ新たな発見を楽しんでみませんか。
HarryChop
住所:東京都品川区小山2丁目6-14
アクセス:東急目黒線「武蔵小山駅」から徒歩約5分
TEL:03-6426-9103
営業時間:10:00-20:00
定休日:なし