今回紹介するのは、武蔵小山駅から徒歩約13分のところにあるパン屋、「碑文谷ベーカリー」。創業は昭和17年! 地元の人に長く愛されているお店です。
そして、オープン時間はなんと朝の5時。なのに、開店と同時に行っても常時20種類以上のさまざまなパン、お惣菜、そしてお弁当までたくさん揃っています。
一見パン屋さんとは思えない…!? 道路沿いに佇むお店
武蔵小山駅を出て26号線通りを、学芸大学駅方面に向かってまっすぐ歩くと、約13分ほどでお店が見えてきます。ビルの1階に入っているお店ですが、知らないとなかなか見つけにくい…!
筆者も引っ越してきた当初は、ここがまさかパン屋さんとは思いませんでした。上の方に「碑文谷ベーカリー」と看板が出ているので、初めて訪れる際は目印にしてみてください。
開店時から種類豊富! 20種以上のパンがズラリ
先ほども書きましたが、朝の5時からオープンしているこちらのお店。開店早々に行ったこともありますが、地元の方々や朝早くから仕事に出かける方などで、早い時間から結構にぎわっています。
早い時間からでもいろんな種類が選べるのがうれしいポイント。並んでいるのは、食パンをはじめ、しょっぱいお惣菜系のパン、甘いスイーツ系のパンに、具たっぷりのサンドイッチ、そしてお弁当やお惣菜、おにぎりも! 種類がありすぎて、いつも迷ってしまいます。
たくさんの人に愛されるその味は…
今回は今までに食べたことのないパンを2つと一番お気に入りのもの、計3つを購入してきました。
1つ目は「ツナマヨ」。
お惣菜系のパンは久しぶりでしたが、ツナフィリングの味と量が絶妙! 玉ねぎの食感とマヨネーズの酸味がほどよく感じられて、パンとのバランスが抜群です。
パン生地は、「碑文谷ベーカリー」さんの全部のパンにいえることかなぁと思うのですが、すごくやさしい味がするんです。もっちりすぎず、やわらかすぎず、口当たりが良いんだけど嚙み応えもあって、どこか懐かしさのある味がたまりません。
お惣菜パンもスイーツ系のパンも、どちらにもよく合っています。
2つ目は「さつまいもクリーム」。
秋といえば!ということで選んでみました。ちなみに、両隣にかぼちゃクリームパンと栗あんぱんがあり、めちゃくちゃ悩んだのはここだけの話です(次は絶対食べるぞ…!)。
ころんとしていてとってもかわいい見た目。パン生地は弾力があってふかふかです。
中にはさつまいもクリームがたっぷり! 筆者は、甘すぎるクリームはちょっと苦手なのですが、このクリームはしっかりさつまいもの味が活かされていて、とっても食べやすい。中にはさつまいもの実も入っていて、食感も楽しくいただくことができました。
中身はこんな感じ。
そして、最後の1つ。一番のお気に入りが「ごろっとリンゴのパイ」。
こちらのお店に行く度に買っている、と言っても過言ではないほど大好きなパンがこちら。手に取るとわかるのですが、ずっしりとしていてかなりの重量感!
それもそのはず、りんごが半玉ごろんと包まれているんです。半玉まるごとって、なんだか満足感があるというか、嬉しい気分になりませんか…?
下にはカスタードクリームも敷いてあります。パイ生地は外側はサクサク、内側はしっとりしていて丁度いい質感。
アップルパイって、リンゴのコンポートにシナモンが効いていたりするものもありますが、こちらはスタンダード寄りの味。リンゴの味を残しつつ、丁度よい甘さに仕上げてあるので、きっとどなたの口にも合うのではないかと思います。
パン以外にもおすすめがたくさん
今回はパンを中心にご紹介しましたが、サンドイッチやお弁当も絶品。パンは高くて300円ほど、お弁当は600円前後でとってもお得な価格なのですが、どれもボリューム満点です。
お店のスタッフさんも、とってもやさしくて丁寧で素敵な方でした!
人気のものは午前中に売り切れてしまうことが多いので、ぜひ早い時間をねらって行ってみてくださいね。
碑文谷ベーカリー
住所:東京都目黒区目黒本町4-12-12
交通:東急目黒線「武蔵小山駅」徒歩約13分
連絡先:03-3714-2711
営業時間:5:00~14:00
定休日:日曜日
駐車場:なし