ありそうでなかったカジュアル和食店 武蔵小山「めしやチュウニカイ」

2023年10月にオープンした武蔵小山の「めしやチュウニカイ」。
名前の通り、ビルの中二階にお店があり、前を通るたびに気になっていたお店。
武蔵小山にありそうでなかった、カジュアルな和食店ということで友人と夕食の約束をした際に予約をして行ってみました。

武蔵小山でこの雰囲気のお店を待っていました

昔ながらの味のある飲み屋さんが多い、武蔵小山。
その雰囲気も嫌いではないのですが、女友達と「ごはんしよう!」となった時に「少しオシャレで肩ひじ張らず居心地の良い和食店があったらいいのに。」と以前から思っていたので、「めしやチュウニカイ」がオープンすると聞いた時には、期待値がとても高くなっていました。

階段とお店の入り口のガラス戸には、雰囲気のあるイラストが。
コンクリートと木の温もりがミックスしたオシャレな店内は広く、少人数で利用できる個室もありました。

「めしやチュウニカイ」は大人向けなお店ですが子ども連れOKで、伺った日は友人の子どもも一緒だったので、個室を利用させていただきました。
個室の一部は造りつけのソファー席なので、親子で座りやすいつくりでした。

女性同士、家族連れでも気兼ねなく利用できるカジュアルな和食店で使い勝手はとても良いです。

お刺身から土鍋ご飯まで優しくておいしいメニューが盛りだくさん

オーナーの中畑さんは、武蔵小山の「手打蕎麦 ちりん」で10年ほど修業され、独立されたそうで、おいしいお店出身ということで期待は高まる一方。
メニューを見ると、魅力的なものがとても多くどれにするか迷ってしまいます。
飲み放題がついた4800円と6600円のコースの用意もありました。

まずは、前菜盛り合わせ6種1000円(1人前)。
メニューの前菜が少しずつ1皿に盛り合わせになっています。
桃の白和え、アスパラのお浸し、ツブ貝、大山鶏レバーペースト、トラフグの煮こごり、里芋ポテトサラダ。
トラフグの煮こごりに夏野菜も入っていたり、旬の桃の白和えがいただけたりと暑い日のスターターには最高な1品でした。

  • お刺身の盛り合わせ5種 960円
  • 牛すじ煮込み 790円

プラス200円でバケットを追加できます。
このバケットと煮込みの相性が最高で、ワインが進みました。

  • 鶏チューリップ唐揚げ(4ヶ) 690円
  • 雲仙ハムカツ 790円
  • 普通のフライドポテト 590円
  • 土鍋ご飯 トウモロコシとバター醤油 2200円

〆にオーダーした土鍋ご飯は3種あり黒毛和牛と雲丹がのった「う肉」にも惹かれたのですが、“バター醬油”が決め手となり今回は「トウモロコシとバター醤油」に。
炊き上がりまで30分時間がかかるとのことなので、オーダーする場合は注意が必要です。

スタッフの方が、炊き上がった土鍋をテーブルに運んでくださり、蓋を開けてご飯をかき混ぜると、トウモロコシとバター醤油の甘い香りがフワっと広がります。〆なのに、食欲が増す罪なごはんでした。

日本酒からナチュールまでラインナップが豊富

自家製生サワーやハイボールから貴重な銘柄の日本酒にワインはナチュールと、豊富なドリンクのラインナップ。

乾杯でいただいたグラスのスパークリングは、なみなみにつがれるので持ち上げて乾杯ができない!飲む人にはうれしいサービスでした。

ビールグラスは、入口と同じイラストと店名が書かれたオリジナルというこだわり。
店内、カジュアルだけど一皿一皿こだわりを感じる和食、ワインは自然派“ナチュール”とどこをとってもオシャレ!それでいて居心地の良い時間が流れていて、とてもいいお店が武蔵小山に出来て、これからもリピート間違いなしとうれしい収穫でした。

色々なシチュエーションでの利用ができそうで、なにより子ども連れでも大丈夫の居酒屋系のお店が少ない武蔵小山では貴重なお店なので幅広いお客様に利用してもらえそうですし、お料理の和食もカジュアルながら本格的と最高でした。

めしやチュウニカイ
住所: 東京都品川区荏原3丁目5-6 WATANABEビル
アクセス:東急目黒線「武蔵小山駅」より徒歩約10分
営業時間:17:00〜0:00
定休日:月曜日
電話番号:03-6674-1383
インスタグラム:@chunikai.musako

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。