武蔵小山駅から10分ほど歩くと、約36万坪に及ぶ「林試の森公園」の広大な敷地が広がっています。
地方育ちの私にとって東京のコンクリートジャングルはやはり疲れてしまい、キレイな空気が恋しくなることも。
そんな時に訪れる私の癒しスポットをご紹介いたします!
都内各所からアクセス抜群!トイレも完備で安心
「林試の森公園」へは武蔵小山駅・不動前駅から徒歩で行くことができます。
また、渋谷駅から恵比寿経由・五反田駅行きのバスに乗り「林試の森入口」停留所からも徒歩1分となっており、都内各所からアクセス抜群です。
武蔵小山駅から一番近い南門には歩いて10分ほどで到着します。
さまざまな樹木が揃う公園らしく、門には園内にある植物のプレートが埋め込まれています。
門を過ぎるとすぐに園内マップが。
園内には門が12箇所、トイレが5箇所にサービスセンターがあります。
特にトイレは歩いていると頻繁に目に入る印象で、とても安心ですね。
「あかしあ門」「つばき門」「けやきのトイレ」のように至る所に植物の名前が使用されているのもステキですよね。
林試の森公園では何して遊ぶ?
林試の森公園の西側には「プラタナスの広場」「大きな広場」「森の広場」という3つの広場があります。
この日は土曜日だったのですが、「プラタナスの広場」と「大きな広場」では、サッカーや野球の少年チームが練習をしていて、子どもたちの楽しそうな声が聞こえてきます。
もう一つの「森の広場」では、親子連れがボール遊びなどを楽しんでいました。
園内には遊具もあるのですが、あまり多くはないのでお子さんがいる場合は遊べるものを持参した方が楽しめるかもしれません。
園の中心を流れる川を挟んで東側は比較的人が少なく静かなエリアです。
ゆったりと散歩や読書などを楽しむのに良さそうですね。
橋の上からは鴨が川に浮かぶ姿も見ることができました。
なお、園内にはバーベキューができるデイキャンプ場もありますが、こちらは小中学生の教育・訓練を目的とした施設となっており、一般の方の利用はできません。
また、売店や飲食店などはありませんので、武蔵小山商店街でランチを購入してから向かうのがおすすめです。
林試の森公園のさまざまな植物たち
元々明治時代に林業に関する研究を行うための「林業試験所」として作られたこの公園には、都内屈指の巨木や外国産樹木のほかさまざまな珍しい木々が現在も残っています。
ちなみに園内で最も太い木は幹周3.82mのケヤキ、最も高い木は高さ35.5mのポプラだそうです。
そして特に気になるのが、「倒木自然観察樹木」として残されたユーカリです。
2011年の台風により倒れてしまったこの巨木は、通常であれば剪定作業などを行い有効活用されます。
ですが、「林試の森公園」ではこのユーカリが自然に戻っていく様子を観察できるようこのままの状態で見守っているそうです。
「林試の森公園」は珍しい樹木が多くある公園であり、自然のままの環境が保全されてることから実現した取り組みです。
34mもの大木が横たわる様子は、実際に見ると大迫力ですよ!
園内には桜の木も多く植えられており、春にはお花見も楽しめますよ♪
一人のんびりお散歩に、ご家族や友人とピクニックに、ぜひ行ってみてくださいね。
林試の森公園
住所:東京都目黒区下目黒5丁目、品川区小山台2丁目
アクセス:東急目黒線「武蔵小山駅」から徒歩7分
電話:03-3792-3800(林試の森公園サービスセンター)
開園日:常時開園(サービスセンター及び各施設は年末年始休業)