パルム商店街を進み、ホームセンター丸清の角を左に曲がった道を勝手に「グルメ通り」と呼んでいます。洋食さんきち、エキゾチックカフェCBC、とんかつたいよう、こなもんや九じゅう、ほかにも居酒屋さんが立ち並ぶ通りに10年ほど前にオープンした天ぷらと蕎麦の「角壱」。
最近になり、曜日限定でランチ営業をスタートし「内容が良すぎて毎週行ってる」とグルメな友人が通っていると聞き、早速伺ってきました。
コスパ最強どちらも食べたくなる!ランチメニューは2つ
ランチの営業は金曜日から日曜日、月曜日と日時が限定されています。
お伺いした日は金曜日の13:00を少し過ぎていたのですが、お店のカウンター9席は満席。丁度1組帰られるタイミングで待たずに入店することができました。
ただ、その時点でランチ終了とのことで、看板を下げていたのでギリギリの入店でした。
角壱のランチメニューは「天ぷら定食(1,100円)」「鯛茶漬け定食(1,100円)」の2種。
天ぷら定食は野菜天ぷら3~5種と海鮮2種に小鉢などがセット。
鯛茶漬け定食は真鯛のお造りに小鉢そして天ぷらもセット。
悩ましい二者択一の場面。迷ったら、より後悔しない方を選ぶようにと考えると、天ぷらも食べれる鯛茶漬け定食がより楽しめると思いオーダーさせて頂きました。
濃厚胡麻ダレでごはんが進む絶品鯛茶漬け定食
ごはんに小鉢とメインの真鯛のお造りが並び、ビジュアルだけでおいしいのが伝わってきて、食べる前からワクワクします。
真鯛は贅沢に9切れもありました。
お造りの下には、自家製の黄金色の特製胡麻ダレ。
まずはそのまま、胡麻ダレを絡めた真鯛をひと口。
次に、ほかほかの白米の上に胡麻ダレを絡めた真鯛を置いてひと口。
ごはんと胡麻ダレの相性が抜群で、さらにもうひと口と病みつきになります。
ご飯は羽釜で炊いているそうで、ツヤツヤでふっくらしていました。
オーダーが入ってから、目の前で店主がピチピチという音で揚げていた天ぷらが運ばれてきました。
蓮根、南瓜、茄子に大根おろしと天つゆで揚げびたしの一皿。
揚げたてサクサクな衣と野菜の甘さの優しさが身体に沁みます。
夜は天ぷらと十割蕎麦がメインのお店なので、天ぷらは看板商品。
おいしいに決まってます。薄すぎず厚すぎずの衣具合が、揚げびたしには最適な天ぷらでこれは夜に天ぷらを食べに来ないと!と思わされました。
この日の小鉢はスモークポテトサラダ。
濃厚なポテトサラダを口に運ぶと、いぶりがっこのスモーキーな香りが口いっぱいに広がる大人のポテトサラダ。お酒と一緒に食べたら止まらなくなる1品だと思います。
鯛茶漬け定食ですから、最後に鯛茶にして食べなければですが、気付いた時には真鯛のお造りが残り3枚。美味しすぎて、完全に食べるペースを間違えてしまいました。
急須で提供されたのは、丁寧にとられた熱々のお出汁。
お茶碗に注ぎ、わさびを添えて鯛茶漬けの完成!お出汁と甘辛い胡麻ダレの相性が良くスルスルと食べられて、味変にもなり鯛茶漬け最強でした。
完食しホッとひと息ついていると、食後のデザートが運ばれてきました。
見るからに濃厚そうなのが分かる、抹茶のテリーヌ。
こちらも手作りなんだとか。
甘さがかなり控えめで、抹茶のほろ苦さが口の中をさっぱりとさせてくれます。
少しづつ食べ進め、鯛茶漬け定食のおいしさの余韻に浸ってしまいました。
お昼に本格的な和食が、定食として1,100円で頂けるなんて、凄い企業努力!
ランチがスタートしたばかりと言うのに、平日でも満席なのが納得できます。
お会計を済ませると、「どうぞ。」とわたされたミントタブレット。
心遣いが優しすぎて大ファンになりました。
角壱
住所: 東京都品川区小山3-22-7 メゾンイズミ 116
アクセス:東急目黒線武蔵小山駅徒歩3分
営業時間:月、金、土、日曜日 11:30 – 14:00、18:00-23:30
火・水・木・祝日・祝前日・祝後日 18:00-23:30
定休日:不定休
電話番号: 03-3784-0688
インスタグラム:@kadoichi_musashikoyama