時々、無性に食べたくなるスパイスの効いたカレー。
じっくり煮込んだ欧風カレーもおいしいけど、暑くなるとよりスパイスを欲するようになるんです。
そんな時に駆け込むのが、武蔵小山駅から約3分でたどり着ける、私にとって天国のようなカレー屋さん「カレーサファリ」。
その魅力をお伝えしたいと思います。
こんなところに?突如現れたカレー屋さん
「カレーサファリ」は2021年12月にオープンしました。
富ヶ谷からおいしいカレー屋さんが移転して来たよ!とグルメな友人に教えてもらったのがきっかけで、通うようになりました。
武蔵小山駅からパンの名店「nemo」を抜けて、右へ曲がると「武蔵小山緑道公園」となる交差点を品川区立荏原第六中学校へ向かう途中に看板を発見することができます。
このあたり、スナックや有名な日本酒屋さんなど、こぢんまりとしたお店がたくさんあります。「たしかここもスナックだったような」と思ったら、スナックの跡地を改装してオープンに至ったそうです。
カウンター7席と小さなお店は、店主の竹田さんが調理から接客を1人で全て行いたく、富ヶ谷時代のお店から縮小したそうです。
店内はタイルやモロッコランプや動物のフィギュアなどが置かれ、カラフルでかわいい雰囲気になっています。
スパイシーなのに初心者でもおいしく食べられる旨味たっぷりカレー
お伺いしたこの日のメニューは
- 大山チキン 1300円
- エビ 1300円
- ポークキーマ 1300円
- 限定 牛すじ煮込みカレー 1300円
でした。
こちらのメニューは店内利用の場合、2種1500円、3種1700円、4種1900円のあいがけができるので、好みの組み合わせをオーダーすることも可能です。
そこに、玉子やパルメジャーノ、パクチーなどを100円でトッピングして映えるカレーにすることもできてしまいます。
悩みに悩んで、エビ+ポークキーマの2種あいがけをオーダーしました。
店内は満席でしたが、オーダーして3~4分でご対面。
スパイスカレーのビジュアルは写真を思わず撮りたくなるものが多く、見た目から食欲がそそられます。
ライスの上にのっているのが“ポークキーマ”で添えてあるのが“エビ”です。
黄色い豆カレーと2種のアチャールがトッピングされています。
まずはエビカレーを一口。
濃厚のさらに上をいく濃厚なエビカレー。
カレールーにエビの旨味が凝縮されていて、ぷりっぷりの大きなエビの身と一緒だとよりレベルアップします。
スパイシーですが、しっかりとエビを堪能できるのが最高です。
次はポークキーマ。
限りなく水分を飛ばしている濃厚なキーマで、トッピングされたナッツのカリカリ食感とねっとり濃厚ポークキーマの組み合わせが食べていて飽きないです。
エビに比べると、スパイスがバチっと効いていますが、スパイスカレー初心者の私でも素材の旨味をちゃんと感じられるカレーでした。
トッピングの豆カレーを途中口直しで食べたり、紫玉ねぎと玉ねぎのアチャールを混ぜて食べたりと、食べ方は自由で無限大。
食べ進めるほど、やみつきになるとってもおいしいスパイスカレーです。
こだわりの調理法で食べ疲れしないスパイスカレー
こちらのカレーは、スパイスカレーながら欧風カレーのようにじっくりと煮込まれるスタイルで作られています。
玉ねぎは低温オーブンで5時間焼かれていたり、チキンカレーには鶏ガラはもちろん、牛骨・豚骨も使用。エビカレーは、昆布と煮干しからも出汁をとっているそうです。
また、エビとチキンのカレーに入っている具はスープの出汁とは別に調理して入れるこだわりよう。
だから、エビが大きくてプリプリとおいしかったのか!と納得しました。
出汁の優しさが、スパイスカレー初心者の私でも、最後までおいしく食べ疲れしない秘訣なのかもと思いました。
ランチタイムはラッシーが100円とうれしいサービス価格で提供されています。
武蔵小山エリアには本格的なスパイスカレーのお店がたくさんありますが、日本独自のスパイスカレーをぜひ体験しに「カレーサファリ」へおでかけください。
カレーサファリ
住所:東京都品川区小山4-9-18
アクセス:東急目黒線「武蔵小山駅」徒歩約3分
営業時間:11:30~15:00/17:30~20:00
定休日:水曜日、木曜日
電話番号:080-4896-0039
インスタグラム:@safari.tokyo