前を通るたびに気になって仕方がなかった中延「みよし屋」。
いわゆる、街のおそば屋さんの目印である“そば処 みよし屋”と書いてある渋い看板が掲げてあるのに、雰囲気はオシャレな装い。
いったいどうなってるの?と興味津々で中延「みよし屋」さんに行ってきました。
ご両親の想いと屋号を引き継ぎタコス「みよし屋」オープン
長年、街のそば処として地元の方々に愛されてきた「みよし屋」さんが2023年5月にタコス屋として生まれ変わりました。
オーナーさんの実家であるそば処をリノベーションしオープンされたそうで、そば屋の佇まいが所々に残っているのにモダンさを感じるオシャレな店内には、雑貨などの販売もされているなど、タコスを食べる以外の楽しみも。
白を基調とした店内にテーブル席と、これからの時期に気持ちよさそうなスタンディングのテラス席も完備。テラス席はペットも一緒に利用ができるそうです。
トウモロコシの風味豊かな手作りシェルがおいしいタコス
タコスと総菜の店と掲げていて、タコス以外にも牛モツのトマト煮やカリーヴルストなど多国籍な1品料理もあります。
タコスは1ピース(418円〜)からの注文で、チキンやフィッシュ、ベジタブルなどの王道な物からカルニータスという、スパイスが効いて肉汁たっぷりジューシーでホロホロとした豚肉のタコスは本場メキシコでは定番のトッピングまで。
カルニータスは噛みしめるほどに肉の旨味が増して、初めて食べましたが虜になりました!
タコスのトルティーヤはトウモロコシを使用したソフトシェルで、店内で1枚1枚手作り。
このトルティーヤがトウモロコシの風味豊かで、モチっと柔らかくとてもおいしいです。
タコスのサイズ感も、大きすぎずペロリといただけてしまうので色々な種類をオーダーできるのもうれしいです。
レギュラーメニューの6種(カルニータス、チキン、フィッシュ、ベジタブル、シュリンプ、フライドトマト)の他に、この日はサーモンやファラフェルなどのタコスメニューもありました。
魅力的な総菜メニューも食べたい!とオーダー。
ドイツのジャンクフードと言われるポピュラーな“カレーヴルスト”(550円)は、焼いたソーセージにカレー風味の玉ねぎ&トマトソースがトッピングされています。
プリっとしたソーセージにカレー味が、ビールによく合う!
そして、ビールと言ったらポテトは外せませんよね?
みよし屋さんのフライドポテトはその名も“ザクザクフライドポテト”(550円)
不揃いのゴロっとしたポテトは、名前の通りザクザク食感で、バターの甘みが何とも罪深いおいしさ。
牛モツのトマト煮(660円)は野菜の旨味とぷりっとした牛モツが最高な組み合わせでした。
あっさりなのに、旨味がぎゅっと詰まっていてワインにピッタリでした。
こだわりのクラフトビールも勢ぞろい
みよし屋さんはタップが2口。1つはサッポロ黒ラベル。
もう1つはクラフトビールを繋いでいるそうで、この日は鎌倉のヨロッコビール「スカイウォーカーIPA」でした。
タップのクラフトビールは、その時その時で変わるそうです。
缶や瓶のクラフトビールも取り揃えてあり、タコス片手にクラフトビールという贅沢で至福な時間が過ごせます。
ビール以外にも、ナチュールワインや自分で好みの濃さが楽しめるレモンサワーなどドリンクも豊富でした。
ベビーカーをひいたご家族や、オシャレな若者、すてきなご夫婦などさまざまな客層でにぎわっていた「みよし屋」さん。
そば処から変わっても、地元の方に愛されているお店なんだな。と実感しました。
ちなみに、渋い「そば処みよし屋」の看板はトルティーヤを連想させる黄色のアクリル板に挟まれています。看板までラップされてるなんて、さすがタコス屋!オシャレ!と見とれてしまいました。
みよし屋
住所:東京都品川区西中延3-15-7
TEL: 080-8059-1159
アクセス:大井町線・都営浅草線「中延」駅から徒歩約5分
大井町線「荏原町」駅から徒歩約5分
大井町線・池上線「旗の台」駅から徒歩約10分
営業時間:月・水・木・金 11:30-14:30/17:00-22:00
土・日・祝 11:30-22:00
定休日:火曜
Instagram:@tacoshop_miyoshiya