東急目黒線西小山駅から、立会道路を南の方向へ歩くこと5分。
レトロマンションの1階部分に、気になる看板を発見しました。
手描き風のおかっぱの女の子が特徴的です。
料理家のたかはしよしこさんがオーナーをされているフードアトリエ兼食堂「エジプト塩食堂」をご紹介したいと思います!
たかはしよしこさん考案!万能調味料が味わえる
エジプト塩食堂はフードアトリエ「S/S/A/W」にて、不定期でオープンしている食堂です。
食堂では、たかはしさんが考案したオリジナル調味料「エジプト塩」などを使ったランチが食べられます。
食堂がお休みの時は直売所となり、エジプト塩の他、セレクトしたおすすめの醤油や唐辛子、手作りのマフィンなどを販売しているとのこと。
オーナーのたかはしさんは、普段は北海道で活動されているとうかがいました。
お店はガラス張りのため、見通しがいいので、初めての方でも入店しやすくなっています。
食事をするテーブルが2~3卓、カウンター4~5席が設置されていました。
店内のBGMは、スローな雰囲気の音楽が流れており、リラックスできます。
取材の日は雨が降っていたこともあり、お店の中がとてもにぎわっていました。
ペンダントライトがいくつもあり、それぞれ異なる素材や形でかわいい!
ギャラリースペースで、おしゃれな食器も購入できちゃう!
この日は、うつわ作家の大園篤志さんが食器の展示を開催。
たかはしさんと大園さんがお店に立っていて、ステキな食器が販売されていました。
ギャラリースペースでは、不定期でさまざまな作家と展示や販売をされているようです。
スタッフの方々がとても明るく、常連さんとも親しげにお話していました。
野菜たっぷり!体に優しいランチ⭐︎
この日は、ランチをいただきました。
注文したのは、ホットドックプレート。
写真右上に移っているオリジナル調味料のエジプト塩と北のマスタードは自由にかけてOK!
甲府から取り寄せたキノコとフェンネルが香るこだわりのソーセージが、豪快にはさんであります。
中には自家製マスタードを使ったコールスローが入っていて、かかっているケチャップは自家製とのこと。
ソーセージはパリッとジューシーで、フェンネルの香りが爽やかに鼻に抜けていきます。
オリジナル万能調味料がかけ放題!
北のマスタードを追加でかけて食べました。
マスタードシードの粒が、一般的なものよりも大きく、プチプチしていて食感も楽しい!
ハスカップと酢の酸味がちょうど良く、このマスタードをおかずにしてご飯が食べられてしまいそう。
ランチは調味料が自由にかけられるので、遠慮なくかけていただきました!
添えられたポテトチップスは、エジプト塩をかけて味付けしたもの。
エジプト塩に入っているアーモンドやピスタチオ、クミンやコリアンダーの風味や食感が揚げたパリパリチップスと相性抜群でした。
プレート右上の焼いも焼きりんごポテサラは、シナモンが感じられるアップルパイのような風味と酸味。
焼いものほのかな甘味が、デザート感覚で食べられました。
他にも日替わりで、リーフサラダ・彩り野菜などが盛られていて、この日はコリンキー、ポトフたまねぎ、白菜。
下味がついていますが、お好みでエジプト塩をかけてもおいしく食べられました。
プレート左上に盛られているのは、食べごろの少し柔らかい柿の甘みとみょうがの香りが新鮮なサラダ。
こういった組み合わせは、初めての体験!
柿の甘みが引き立ちつつ、さっぱりと食べられておいしかったです。
西小山スープは一度食べてみてほしい一品!
西小山スープは、バターナッツかぼちゃとほうれん草の2色で、山を表しているそう。
かぼちゃは甘くて濃厚で、思わずレシピをお聞きしちゃいました!
砂糖のような甘みでしたが、甘味量は一切使わず、かぼちゃ、玉ねぎ、生クリームなど。
シンプルな材料のみのレシピで、さらに驚きました。
全体的にスパイスやハーブの香味が活かされ、食材そのもののおいしさを感じられるメニューばかり!
ソーセージやポテトチップスのように、一見ジャンキーなメニューもあるものの、体に優しいしっかりと満足感のあるランチでした。
いろんな野菜が食べられて、体に良いことをしてあげられたような気持ちになる食堂。
おもしろい食材やメニューに出会える食堂に、ぜひ一度足を運んでみてください!
エジプト塩食堂
住所:東京都品川区荏原5-15-15 西小山サマリヤマンション1F
アクセス:東急目黒線「西小山駅」より徒歩約5分
定休日:不定休
営業時間:10:00-18:00(ランチ営業は不定期。)
駐車場:なし
電話:03-3782-5100
インスタ:@e.g.y.p.t.j.i.o