戸越銀座商店街の真ん中で絶品豚丼を食らう!「とんたん」

もう、おなかペコペコ~
何かがっつりとしたものが食べたいな~

そんな時には、こちら「とんたん」が一押しです!
がっつりなのに、重くない。
食べ終わってお店を出たころには、おなかも心も満たされていることでしょう。

老舗和菓子店のようなたたずまい

とんたんは、戸越銀座商店街の中ほどに位置しています。
立派な店構えは、まるで老舗の和菓子店のようですね。

店内は、4人席が2つ、カウンター席が4つあります。

お店のオープンから5分くらい過ぎたころに訪れたのですが、すでに店内には3組のお客さんがいました。
人気ぶりが伺えますね。

豚丼は帯広の郷土料理

お店の入口にあるのれんにも書かれていますが、昭和のはじめ、帯広の開拓と共にさかんになった養豚。
炭火で焼いた豚肉に、うなぎのかば焼き風のたれをかけ、ご飯にのせたのが豚丼の始まりだそうです。
こうして豚丼は、帯広の郷土料理として広く発展してきたそうです。

メニューを開いた1ページ目にも同様の説明が。

又、とんたんという店名は、「豚 炭」からきているそうです。

開拓者たちは、しっかり食べて、いっぱい働いたんだろうな、と見知らぬ開拓者たちに思いをはせて…

豊富なメニュー

豚丼は、お肉の種類と量が選べます。

お肉の種類は、3種類。

  • 赤身の旨みたっぷり「肩ロース」
  • 脂がジューシーな「バラ」
  • どっちも食べたい場合は、「半々」があります。

お肉の量やご飯の量によっても、わかれています。

商品名特徴お肉の量(g)ご飯の量(g)
お肉大盛り300200
並盛200200
お肉少なめ100200
小盛50100

たっぷり食べたい時や少しの量でもよい時など、さまざまなシチュエーションに合わせて選べるのはうれしいですね。

山盛りキャベツやとろろ昆布のお味噌汁がついた、「豚丼セット」や、お肉とご飯の別盛りがよい人には、「豚皿定食」もあります。

戸越銀座商店街は、外国人観光客も多いようです。
そのため英語での表記もありますよ。

絶品豚丼をいざ食す!

今回は、豚丼セット竹にし、お肉の種類は、半々にしました。
豚丼はフタが閉まった状態で提供されます。

まず目を引いたのは、たっぷりのキャベツ。

「こちら、3種類のドレッシングをお使いください」

と店員さんに勧められたのは、塩、野菜、ゆず醤油という3種類のドレッシング。
豚丼のたれの甘味やこってり感に合わせて、さっぱりめのラインナップです。

これだけキャベツがあるのなら、お肉に対する罪悪感?も減るような気がしますね。

フタを開けると、たっぷりのたれをまとい照り輝くお肉が、これでもかと敷き詰められています。めくってもめくっても、お肉が出てくるのにはテンションが上がりますね!

お肉はやわらかく、お肉自体の甘みも感じます。
こってりとしているがくどくない、たれの甘みとマッチし、お箸が進みます。
炭火の風味もしっかりと感じられます。
お肉、たれ、ご飯の三位一体でこの豚丼を作り上げているのだと改めて感じる瞬間です。

お味噌汁も、歯ごたえのよいとろろ昆布が入っていて、食感も楽しめます。
しっかりとしたお味噌汁の味付けが、甘辛い豚丼とぴったりです。

今回は、戸越の「とんたん」をご紹介しました。
老舗和菓子店のような落ち着いた店内で、帯広の郷土料理、豚丼を召し上がれ。
お肉もご飯の量もあなた次第。

しっかり食べて、たくさん動く。帯広の開拓者たちのように。

とんたん
住所:東京都品川区戸越2-5-1
アクセス:都営浅草線「戸越駅」徒歩5分
東急池上線「戸越銀座駅」徒歩5分
TEL:03-3786-5558
営業時間:11:00-23:00
定休日:不定休
http://butadon-tontan.jp/

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。