かつて武蔵小山パルム通り商店街銀座通りにあり、現在は武蔵小山からもほど近い中延の「なかのぶスキップロード」にお店を構える「丸二青果」。
生鮮野菜や果物を中心に食料全般を扱っており、住人の強い味方の八百屋さんですが、「とん汁丸二」という全く新しいお店で武蔵小山に帰ってきてくれました。
そのことを知り、定食屋さんではなく、とん汁を前面にだしたお店の名前が気になりさっそく、行ってきました。
ボリューム満点、食べ応え抜群のメニューは何と2つのみ
「とん汁 丸二」に入ると、驚くのはメニューのシンプルさ。なんと「とん汁定食」と「とん汁カレー定食」の2つのみ。
お店の名前からして、定食が色々あり、お味噌汁がとん汁となり提供されるのかな?と想像していたので、実際には本当にストレートなメニュー構成で驚きました。
「とん汁定食」は、とん汁にごはん、店主の気まぐれ日替わりおかず、小鉢2つ、サラダ、お新香がついて1000円。さらに、「とん汁カレー定食」は、とん汁にカレー、小鉢2つとサラダ、お新香のセットで同じく1000円で楽しめます。小鉢やサラダまでついて、この価格はうれしいですね。青果店ならではの新鮮な食材が活かされていることに期待が高まります。
サイドメニューのサービス精神が良すぎてビックリ
まずは「とん汁定食」をオーダーすると、運ばれてきたお膳のボリュームに驚きました。特にサラダは大きな器にたっぷりと盛られていて、レタスやブロッコリー、トマト、人参、オクラ、紫たまねぎ、ヤングコーンと、まさに色とりどりの新鮮野菜が楽しめます。見た目も美しく、野菜好きにはたまらない豪華さです。
カウンターには、胡麻や醤油のドレッシングが用意されているので、お好みに合わせてかけることができます。
この日の店主の気まぐれ日替わりおかずには、豚肉の炒め物が用意されていました。千切りキャベツも添えられて豚肉と野菜たっぷりで、甘辛い味付けがごはんにぴったり。
小鉢には冷ややっこの他にフルーツまでついてきました。キウイ、梨、グレープフルーツが添えられており、こちらも定食の小鉢とは思えない豪華さでした。
飲むとほっこり、心まで温かくなる具沢山のとん汁
いよいよメインのとん汁です。
お椀ではなくどんぶりのような大きな器に盛られたとん汁は、見ただけで具だくさんだと分かります。豚肉もたっぷりでしたが、大根、人参、ごぼう、椎茸、レンコン、長ネギなど、色とりどりの野菜もたっぷり入っています。
あっさりとした出汁に野菜の甘みがひろがり、とん汁がこんなにもおいしいものなのかと、再認識させられた瞬間です。食べるたびに、ほっと一息つけて心地よい安心感が広がりました。
野菜が盛りたくさんで、こんなに贅沢なとん汁はなかなか食べれないので、看板名に“とん汁”と謳っているだけあるなと感動しました。
さすが青果店がオープンしたお店、野菜の品数を考えると、とっても贅沢なとん汁定食。
食べ盛りの学生さんがモリモリと食べている姿もあり、新鮮でおいしい野菜をたっぷりといただける「とん汁丸二」は、一人暮らしの方にはオープンしてうれしいお店だとおもいました。
カレー定食を食べている方もいらっしゃり、カレーの良い香りとゴロゴロ野菜がたっぷりなビジュアルが気になりすぎたので、次回はとん汁カレー定食にチャレンジしてみたいとお店を後にしました。
青果店のように、これから武蔵小山の住民に愛されるお店になりそうです。
とん汁丸二
住所:東京都品川区荏原3-3-22 STYビル 1F
アクセス:東急目黒線武蔵小山駅徒歩約5分
営業時間:11:30~15:00(L.O.14:30)
定休日: 不定休
電話番号:090-7195-4280